タワマンが続々と立ち並ぶ湾岸エリアにある「晴海」、最近では東京BRTが正式運行を始めたり、2020年の東京オリンピックの跡地が大規模まちづくり事業のHARUMI FLAGとして開発されたりと、話題が盛りだくさん。
でも、結局「晴海」ってどのあたりなの?どんなところなの?住みやすいの?と思いますよね。
この記事を読んで、晴海の位置や特色を知ってもらえたら嬉しいです。
この記事を読んでわかること ・晴海エリア全体としての印象 ・晴海の位置 ・番地ごとの特色 ・用途地域、ハザードマップ
晴海エリア全体としての印象
晴海に住んでいて感じた印象は主に次の4つです。
- 湾が近くにあり、緑も多く開放的
- 車道や歩道が広く、安心してドライブや散歩ができる
- 徒歩で勝どき方面、銀座方面、豊洲方面に行くことができ、アクセスがいい
- 開発の余地があり、どのように発展していくのか日々楽しみ
全体として住み心地はとてもいいです。
都心で働く私たち夫婦からすると、職場から近く通勤に便利な点に加え、中央区アドレスにも関わらず開放的なので、家に居ながらにして広々とした雰囲気を堪能できる点に魅力を感じています。
晴海を検討している方はぜひ、この記事を参考にしていただければと思います。
晴海の位置
晴海は、東京都中央区に位置しており、豊海、勝どき、月島、佃、豊洲との間にある湾に囲まれた地形となっています。
晴海だけで一つの島となっているため、「晴海アイランド」と呼ばれたりします。なんだか爽やかでいいですよね。
ちなみに、中央区の中での晴海の位置はこんな感じ。
晴海は、銀座や築地などの都心へも徒歩で行くことができます。(門前仲町はちょっと遠めですが、よく行くので、完全に個人の趣味で挙げています。笑)
天候がいい日は、散歩も兼ねて銀座の方へショッピングに行ったり、築地や月島で食べ歩きを楽しみに行ったり、時には門前仲町ではしご酒をして、終電後に酔い覚まししながら帰ってきたり…
もちろん電車やバスで行けばもっと近いし早いですが、電車に乗るストレスを考えると、徒歩でこれだけ行動できるのはありがたいです。(なにより、終電という概念にとらわれないのがいい!)
番地ごとの特色
晴海は、一丁目から五丁目までの番地で整備されており、番地ごとに特色があります。こう見ると新しく整備された街なだけあって、きれいに区画が分かれています。
番地ごとの特色を紹介していきたいと思います。
晴海一丁目
晴海一丁目のランドマークは、なんといっても平成13年4月に竣工し、20周年を迎えた晴海アイランドトリトンスクエア。X、Y、Zのトリプルタワーと呼ばれる3棟のオフィスビルが一際目を引きます。
トリトンスクエア内には、オフィス以外にもショップやレストラン、フードコート、スーパーなどが入っているため、様々な目的の人々が行き交っており、平日や週末関係無くとても賑わっています。トリトンスクエアパークといった広場や、近くには晴海第三公園もあり、子供たちが元気に遊んでいる姿も印象的です。
また、昭和10年に創設された歴史ある区立月島第3小学校や、区立晴海中学校、東京都立大学晴海キャンパスなど、教育施設が充実しているエリアでもあります。
晴海一丁目は中央区立晴海第一公園、第二公園、新月島公園など他の番地よりも比較的広い公園が多いところも魅力で、都内で子供たちの遊べるスペースが限られている中で、これらの公園はかなり重宝されているようです。
晴海二丁目
晴海二丁目には、晴海のシンボルタワマンの「晴海三兄弟(クロノレジデンス、ティアロレジデンス、パークタワー晴海)」があります。豊洲側から見る夜景では、惚れ惚れしてしまうほど美しくたたずんでいます。
晴海三兄弟の前の湾側には晴海臨海公園水辺のテラスが広がっており、開放的な空間が広がっています。ランニングをしている人や、コーヒー片手に散歩している人、ベンチに腰掛けてゆったりと湾を眺めている人など、都会の喧騒から離れて過ごせる憩いの場です。
東京BRTの「晴海BRTターミナル」という駅は乗降者も多く、住民の活気もうかがえます。駅付近にはターミナルとして使用されていたかなり広大な敷地があり、大規模な商業施設として開発されれば、五丁目との架け橋となり、晴海エリア全体としての賑わいが創設されそうです。今後の開発に期待ですね!
また、四丁目側には中央区立晴海臨海公園があります。四丁目に少し差し掛かりますが、ドッグランも整備されていて、わんちゃん達が伸び伸び走り回ることができるのもいいですよね。
晴海二丁目は豊洲側に一番近い立地なので、水辺のテラスを散歩しながら、ららぽーと豊洲にショッピングに行く方も多いそうです。豊洲地区との間にある晴海橋梁 (旧晴海鉄道橋)は現在遊歩道化を行っていますので、完成したら新たなランドマークになりそうです。
晴海三丁目
晴海三丁目には、こちらもシンボルとなるツインのタワマンの「DEUX TOURS(ドゥ・トゥール)」があります。ほぼ同時期に建てられた「ベイサイドタワー晴海」というマンションとあわせて、近隣付近の住環境が整えられており、コンビニはもちろんのこと、24時間営業のスーパーや薬局、コインランドリーなどがあります。
三丁目にはホテルが集まっており、2024年4月には新たなホテルもオープンする予定です。晴海に観光に来た際には、このあたりに泊まることになるのではないでしょうか。
また、勝どきエリアとの間に2024年3月25日開通の新たな橋「黎明小橋」ができたことで、勝どき駅へのアクセスもグッとよくなりました。
晴海四丁目
晴海四丁目は、晴海区民センターや認定こども園が新しく開設し、晴海区民センターには晴海特別出張所、晴海図書館、晴海保育センターなどが入っています。(認定こども園は2024年4月開校。)近くには月島警察署もあり、この辺りは行政区域のような感じです。
今まで行政手続きの際は、月島にある特別出張所まで行かなければなりませんでしたが、晴海に特別出張所ができたおかげで、手続きがしやすくなります。また、図書館も新しくできるので、勉強をしたり、調べものをしたりする際にも重宝しそうです。
四丁目は、以前は倉庫群として使われていたようで、一つ一つの建物の規模が大きかったり、道の区画が広かったりと、今でも名残があります。段々と開発されてきていますので、どのような施設ができるのか楽しみです。
晴海五丁目
晴海五丁目は、話題となっているHARUMI FLAGのエリア。2020年東京オリンピック・パラリンピックの際の選手村跡地を大規模に開発し、五丁目全体を一つの街として整備しています。
BRT!|HARUMI FLAG SKY DUO (31sumai.com)
HARUMI FLAG内には板状棟、タワー棟の住宅に加え、晴海ふ頭公園、新設される小中学校や地域交流センター「はるみらい」、商業施設の三井ショッピングパーク「ららテラスHARUMI FLAG」などができており、賑わっています。
晴海ふ頭公園は、カラフルな遊具がたくさんで子供達にも楽しめるようになっています。おしゃれなカフェもあるため、子供達と一緒にママ友ランチなんかも楽しめそう。レインボーブリッジもばっちり見えるので、夜景も素敵です。
用途地域、ハザードマップ
晴海の用途地域やハザードマップも意識しておきたいですよね。
用途地域
まず、晴海の用途地域はこんな感じ。
中央区ホームページ/中央区都市計画情報等閲覧システムについて (chuo.lg.jp)
晴海エリアは商業地域と準工業地域が主となっているため、商業施設や飲食店など、あらゆる施設を建てることができます。用途地域上はかなりにぎやかな街にすることも可能なので、今後の開発次第では、住宅地というよりは、商業色が強くなるのではないかなと思っています。
ハザードマップ
また、各種ハザードマップはこんな感じです。
洪水ハザードマップ
中央区洪水ハザードマップ(荒川版)(PDF:3,272KB)
中央区洪水ハザードマップ(隅田川・神田川・日本橋川版)(PDF:3,391KB)
該当はありますが、高くても浸水深1.0m未満程度であり、周辺地域と比較しても極端に危険な区域ということはなさそうです。
高潮浸水想定区域図(浸水深)
高潮浸水想定区域図[想定最大規模](浸水深)|東京港のご紹介|東京都港湾局公式ホームページ (tokyo.lg.jp)
該当はありますが、最大浸水深3m以上5m未満程度であり、周辺地域と比較しても極端に危険な区域ということはなさそうです。
浸水実績図
H30.10浸水実績図 (chuo.lg.jp)
何ヶ所か浸水した箇所がありますが、主に道路のようです。
雨水出水浸水想定区域、土砂災害警戒区域、津波災害警戒区域、津波災害特別警戒区域
晴海では該当ありません。
中央区ホームページ/中央区ハザードマップ・浸水実績図(宅地建物取引業者の方へ) (chuo.lg.jp)
まとめ
晴海は、全体として住み心地がとてもよく、一度住むとなかなか他の地域に移りたいと思わなくなります。若い夫婦から、子育て世帯も多く住んでおり、幅広い年代の方におすすめしたい街です。
これからもっと晴海の魅力を発信していきますので、ぜひみなさんにも晴海を好きになってもらえたら嬉しいです♪
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
東京BRTについてのまとめ記事はこちら→【晴海に住む夫婦がまとめる】東京BRTとは?ルートや運賃、実際の使い心地
晴海のスーパー一覧についてまとめた記事はこちら→【晴海に住む夫婦がまとめる】晴海のスーパーマーケット一覧(2024年5月現在)
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